Monthly archive 2010年6月
挨拶とご飯
ハラボジとハルモニ(意味 おじいちゃん おばあちゃん 私の義父、母)と久々の再会にはいつも主人と並んで韓国スタイルで挨拶を致します。 男性と女性は仕方が違うようですが、先ずハラボジ、ハルモニが 座ったとこに、私達二人は立ったままで、私の場合は両手をオデコのところに持って来て、そこから胡坐(あぐら)をかいて座るように床に座って行き、土下座を するようにお辞儀をします。 想像して頂けたでしょうか。。。 ...続きを読む
技
こちらはキョンブックンという、ソールにある昔王様が住んでいたところの 園内にある建物の天上画です。 今現在も敷地の一角に大統領がご在住のようです。 この天上画、年数を超えて来た風合いがなんともいえません。 そして何より渋い。 こういう表現を私の作品にも、と思いますが、 截金と紋様の組み合わすイメージが今は湧きません。 父が宮絵師という仕事をしており、神社仏閣修復の絵師です。 その影響でこういうお柄 ...続きを読む
ハルモニの朝ごはん
良いものを創るには、良いものを見なさい。 外食の際は3回我慢してでも、良いものを食べなさい。 截金を始めた時からそう言われ続け早30代。 表現力と向き合うときこの言葉を思い出します。 日々の生活の全てが作品に出る、と。 とはいえ、主人の母国韓国。 いたって一般庶民の主人ご家族。 ハルモニ(意味 おばあちゃん 私の義母) は全くアートに興味ありません。 京都に来ても、お ...続きを読む
韓国から
持って帰ってきました。 沢山のお弁当箱。もの凄く気になって、 迷いに迷って持ち帰ることにしました。 迷った要因は、折角韓国で出会いましたのに、 日本のものだと言われたからです。 ま~あたくし、ニッポンコクにさぞご縁がおありで。。。 もう一つに、漆に截金を施すことに興味がありません。 ツルツルした黒いところに金箔を施しても私には味の ようなものがないからです。その上、淡い色がのりませんし、 ぼかしも ...続きを読む
二つのビビットカラー
昨日制作の徹夜明けでボーとしておりましたら 荷物が届きました。 中を開けてみると、ビビットな黄緑と薄いゴールドの なんとも洒落た大きなおリボンのついたお箱。 中には緑と黄緑の水玉の薄紙に包まれた、 とても立派なタッセルと言う韓国の品でした。 私が新宿伊勢丹で組み紐を使って作品を出した時にとても 気に入られて、その韓国のタッセルとやらの説明を受けてましたが、 無知な私は知らず。。。 きっと伝統的なも ...続きを読む