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父・宮絵師と華鬘について

父・宮絵師と華鬘について

会場では父の作品、華鬘と父の仕事宮絵師について説明文章を添えました。   華鬘(けまん)とは 華鬘(けまん)とは、仏堂の装飾のために長押なげしなどにかけられた荘厳具で、ルーツはインドの生花を飾ったことに始まり、日本では金銅や牛皮を加工したり、木製でも作られた。円形やうちわ型のものが多く空想の植物「宝相華」や、人頭を持つ鳥の「迦陵頻伽かりょうびんが」に、唐草文様やパルメット文様をあしらい、 ...続きを読む
彩色金草 最終章

彩色金草 最終章

十九歳から截金を始め、今年で三十年になります。 神社仏閣に彩色を描く宮絵師の元で育ち、 截金を始めた時からその道具、絵の具、金箔が家にありました。 十代の若者がその画材を買うために懸命にアルバイトをする苦労も知らず、 順調に個展に恵まれて行きました。 しかし、どのような世界でもそうであるように、 続けていくことに平坦な道などありません。一つ一つの試練に 歯を食いしばり、今日この日を迎えることが出来 ...続きを読む
*彩華金草2*

*彩華金草2*

Title”蔓に携ふ”つるにたずさう ”Ascen” 第一室、第二室の宮絵師の描く彩色文様と截金のコラボ作品が終わると 截金作品に入ります。   沢山の截金作品が並びました。   Title “満祭”まんさい ”Gala”     韓国の瓦を使った作品 これを創っていた時、とても辛く悲しいことがあり ...続きを読む
2025年個展 *彩華金草*(さいかきんそう)全貌

2025年個展 *彩華金草*(さいかきんそう)全貌

祇をん小西へようこそ 入口を入って先ず出迎えたのは Title ”赤日の香”せきじつのこう ”Scent of Red” ゆらりゆらり。   それから宮絵師である父の仕事、彩色文様と截金のコラボ作品へと導きます。 Title ”空雲に捧ぐ”くううんにささぐ ”Prayer for the Heaven” STATEMENT ここに描かれている色鮮やかな文様は「宝相華(ほうそう ...続きを読む

見逃し配信について

2025年2月16日(日)に放送された 「京都地新 截金 安川幸聖理」は、下記2つの見逃し配信にて 三ケ月間、無料配信されています。   ●MBS動画イズム https://dizm.mbs.jp/program/kyoto-chishin/episode/376●TVer https://tver.jp/series/sr7745g2sh     ピンポーン &nb ...続きを読む

京都地新 放送お知らせ

2025年2月16日(日)早朝6時15~で 放送予定です。15分番組です。 自宅撮影二回、個展会場一回の撮影を終えました。 どのように放送されるのでしょうか。 ハラハラいたします。 その後はTeverで観れるようです。   京都知新 | MBS 毎日放送   ご報告まで   みまり  
御礼そして始まり

御礼そして始まり

26日日曜日、無事個展を終了することができました。 大変多くの方々にご来廊頂いたこと、心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。 前回の個展が2020年祇をん小西さん、 5年を経て、再び小西さんでの個展となりました。 ほぼ無活動、魔の5年間。 とても苦しい5年間でした。 夢に向かって挑戦し、それが出来なくなり、 揉めて、苦しみ、泣いて、、、、心が暗闇になり、病んだ。 そんな頃、小西さんから ...続きを読む
感喜風来 かんきふうらい

感喜風来 かんきふうらい

悲しみから乗り越える力がある 苦しみから乗り越える術がある 人に感謝し 喜びを感じ そして風にまかせて   作品タイトル 感喜風来  
新年

新年

明けましておめでとうございます。 2025年の幕開けです。 そして五年ぶりの個展を京都祇をん小西さんで開催いたします。   今回は、 父が生きている間に父と二人展をしなくては、 と思うところからスタートしました。 しかし、腰が曲がって年老いてしまった父はもう描くことが できません。 そこで、父が昔描いた作品の資料を印刷プリントし、 彩色部分を切り取り、土台に貼り付けデザインし、 大切な父 ...続きを読む
2025年展覧会のお知らせ

2025年展覧会のお知らせ

こんにちは アツイアツイ夏が終わり、一気に秋風を感じる京都です。 ほんまに今年は暑かったです。地球はどうなってしまうのか、 世界はどうなってしまうのか、そんなことも考えながらの夏の制作でした。 私は日々制作に励んでいます。 まだ少し先になりますが、個展の日程が京都で決まりましたので ご遠方から京都に来て下さる方々のご予定を考え こんなにも早く日程を告知させて頂きます。 2025年1月18日(土)~ ...続きを読む
大さら小ざら展

大さら小ざら展

こんにちは お久しぶりです。 今、4月6日(土)から始まる”大さら小ざら展”という グループ展に向けて作品を創っています。 小さな作品8点、大さら作品1点出品予定です。 日展で受賞などされている彫刻家谷口信夫先生(谷口信夫プロフィール | 井波彫刻・彫刻体験の谷口信夫工房 (t-nobuo.com)) から譲り受けた材や、韓国の工芸品などを使った作品です。 沢山の作家の方々のお皿と共にワクワクして ...続きを読む
2023年最後のご挨拶

2023年最後のご挨拶

タイトル 輪 空に舞う (りん くうにまう)   ある彫刻家の方から頂いた材木です。 このようなメールが来て嬉しくなりました。   薪として燃やす寸前の材木が大変身して素敵な美しく豪華な着物を纏いました。名作の誕生です。あなたのお陰で廃材に生命が宿りました。 嬉しいです。これからも楽しみにしています。   元々は拾った流木や材に截金を施したことが始まりです。 今は由緒 ...続きを読む