箔がなくなって来ましたので、子供の寝てる隙に
急いで焼きました。
急いでやるものですから、ズレてしまいましたが、
截金で使う金箔について丁度分かりやすいかと
思い、説明させて頂きます。
截金の制作風景をご覧になられた方々は、
あの使ってる金箔は一枚だと思われてる方が
多いと思いますが、
金箔の一枚というのは本当にペラペラで、
あまりに薄いので細い糸状に切るという作業が
出来ません。
そのため4枚の箔を重ねて一枚にし、新聞に挟み、
コンセントを入れると永遠に高温になり続ける昔のアイロンで
一枚に仕上げます。
そうして少し分厚くしてから竹刃を研いで、やっと作業に
入ります。
金箔は高温で、コンセントを入れたり抜いたりして焼き付け、
プラチナ箔はゆるい温度で一日がかりで焼きます。
箔を焼くのもひと手間です。