沢山の方が私に期待をして下さっていて、
私もそれに応えたい。
しかし私は職人になり切れないニワカ芸術家であり、
上っ面ばかりを磨いた作品だ、今その上っ面の制作に入ります、と
ある方にお手紙しましたら、パソコンにお返事が来ておりました。
なんだか目頭が熱くなりました。
この言葉を胸に今からまた制作に入ります。
下記頂いたメールにて。
”芸術は、ある部分ド素人的やと思いますよ。決まったものを生み出す作業やないから。
道具を使う以上、一見、職人と同じように動く(作業する)、時には職人以上の技術や根気も必要やろう。しかし違いは新しいもの、新しい感性を生み出そうとする活動やと思いますよ。本物か偽物かというカテゴリーで語る話しやないし、中身は制作に注ぎ込んだ美への追究心でしょう。その追究心が形を取って現れるか、現せたかに多くの芸術家は苦闘してるんと違うやろか。
世の人の期待は有難いこと。しかし結果が先にあるような芸術はないと思いますよ。自分の心が求め、探している『美』(それが中身やから)を形に現わして初めて、期待に応えられるんと違いますか。時には動かしている手が上っ面だけのように見えるかもしれへんけど、元の精神を信じてやってください。”
お写真は京都のグループ展に出す予定ウチワです。
まだやり始めたところです。久しぶりにペン描きで仕上げる予定。
仕上がりましたらアップしますね。
私は日々奮闘しております。
それが創るということかしら。