”レ、ミゼラブル観たいな~”
まだまだ育児真っ最中の截金おばさんには映画館に
映画を観に行くなんぞ、ま~無理です。
ちょっと呟いてみただけ。
流行りのツブヤキを生で。
するとご主人様が、
「観に行く?」
え!!!どうやって??!!!
夜九時から最終上映があるから仕事あがりに僕は行けます。
義母さんがいるから子供が寝てる間に来ても大丈夫じゃない?
は!!!私そうだ、実家暮らしです。
実家暮らしでもジーさまバーさまご多忙で、
親に子供を見てもらうなんぞドウシテモ、な時以外は
避けておりましたが、
そうだ、子供が寝てしまえば誰かが家に居ればご安心。
万歳、実家暮らし!!!
子供産んで以来の初デートでございました。
夜に旦那さまとお出かけです。
アイゴ~アイゴ~。(韓国人興奮したときにこう言います)
映画が始まる予告編、四月から東北震災の映画が始まるようです。
ほんの数分の予告でしたが胸が押しつぶされるような気持ち。
それから始まったレ、ミゼラブル。
貧しさのあまりに母が子供のために髪を売り、歯を売り、身体までも売る。。。
そうやった、これ日本のタイトル”ああ 無情やったわ・・・。
ウキウキして観に来た映画、途中で観に来なければよかった、、、と思ったほど
苦しい気持ちになりました。
しかしハリウッド映画ですので最終的には明るく終わりなんとか気持ちは
回復致しましたが、
今私が寝る前に読んでいる本があります。
全部読んでからご紹介させていただくかもしれませんが、
戦争のお話です。
東北震災の映画に、レ ミゼラブル、そして太平洋戦争。
考えさせられます。
私は一応おこがましく截金作家。
ただ綺麗なものを創っているだけじゃいけないのだ。
こんな時代の日本で創るという使命に生かされているのだから、
何かに訴えているか、もがいているか、苦しんでいるか、はたまた
とても幸せか、とても創りたいか、キリカネという技術を追及するのか、
とにかく、ボ~と創ってたらアカンわ!!!!
失礼や、今の時代とみなさんに。
ちょっと映画を観に行っただけで、
”創る”ということに考えさせられたそんな一日でした。
只今制作途中、夕に奏でる。
どこかの誰かの胸に響くような作品でないといけない。
趣味でやってるのじゃないのだから。