先日、半年間向っていました三メートル作品を無事我が家から
搬出いたしました。
こちらの板が三枚。
梱包に男性三人、トラックのお兄さん一人の計4人で行われた搬出、
梱包の際手際よくお兄さま方々が、うす紙は何枚あるから、一枚の板につき、
何枚づつだな、エアーパッキングは何メートルあるから、一枚の板につき、
2回巻こうか、そっち持ち上げて、こっち下げて、そっちそれ挟んでこっちはこうして。
ただの梱包ですが、大きな作品ですしお兄様方の連係プレーとプロのお仕事ぶりに
大変感心致しました。
最後にコソっとトラックのお兄さんに、
「重要なものですから、何卒ご注意して運んで下さい」と耳打ちされていて、
トラックのお兄さんがまた
「任せて下さい」と言って行かれました。
皆さま自分の持ったお仕事の腕に自信があられます。
カッコいい!
お兄様方々からいたしましたら、私の作品が芸術品で、大変丁寧に扱って頂いた一方で、
私もまたお兄さま方々のプロの動きに大変感心致しました。

私は子育ての真っ最中ですが、
最近は子供に大変手をかけて、私の子供が行くであろう
近くの公立の小学校でさえ、中学へのお受験がクラスで八割。
なんだか凄い進学校な雰囲気でお母様方は色々大変だそうです。
梱包して下さったお兄様方々、運送されたトラックの若いお兄さん。
皆様の学歴は分かりませんが一生懸命働いてるお姿に
息子もこんな風になれば良いと思いました。
大学なんて出なくても、良い高校や中学に入れなくても、なんでも良いから就いた
職業が何であれ、一生懸命働く男になってもらいたい。
そんなことを学んだ搬出でした。
激動の半年間。
家事と育児、ゼロ歳を横に転がしての制作は本当に大変でした。
こちらの板が3枚。東京のホテルに運びこまれました。
作品は現場で、写真撮ってまいります。
作品を生で皆さまに観てもらえるのは来年春以降になりそうです。

どうか半年間の仕事が報われますよう、現場を観るまで
まだまだ祈るばかりです。

取り合えず、一息つく間もなく二月の個展に向けての制作に入ります。
今年の大掃除は来年の個展が終わってからだなぁ。

母業とお仕事の両立。家事に妥協しないとやっていけません。
妥協することがストレスになりますが、
また妥協しないこともストレス。

ほんま、

てーへんだ。