昨日は岡崎の美術館に行って参りました。
何年も前東京で個展をした際に、香港から来たという女性の方が、
世界中の色んなアートを観て歩いているが、
フェルメールを観て以来に感動しました、と言われたことがあります。
デパートの画商にそう言われたと申しましたら、
関西人のこの画商様。
「そんなアホな」と一言。
今回の京都市美術館、ご主人様と一緒に行くチャンスを見計らっていたら、
もう会期も終わる頃になってしまい、
諦めてかぁちゃん二人の子供引っ提げて、
気合い入れて美術館に到着。
なんと50分待ちで、平日も変わらないというのです。
仕方ないので、ボーイを抱っこ、ガールはバギーで50分並び、
また勿論中に入ってもダダ混み。
子供にも観せるために行ったのですが、良かったのか、
二人共に熟睡してしまいました。
かぁちゃん二ヤリ。
音声ガイダンス借りて、ゆっくり17世紀のオランダ風俗画について
堪能できました。
手紙が主流だったあの時代。
オランダから遠く日本まで手紙が届くのに、
一年、
また返事が届くのには二年かかったそうです。
ちょうどエーゲ海のクルージングを楽しんで来たと、
応援して下さってますご夫妻から二通のお葉書が届きました。
フェルメールと二通の葉書を飾って、芸術の秋を堪能しております。
あんなに並んで、
中に入ってもあんなに混んでいて、
しかも子供を三時間は抱っこしておりましたが、
この充実した気分はなんでしょう。
音声ガイダンス、初めての体験でしたが、まぁそれは楽しいこと。
是非皆様次回から音声ガイダンスで芸術を楽しんで下さい。
写真の右に買ったお葉書、
あの有名な絵画は観れませんが、
美しい絵画を堪能致しました。
それから確か京都での個展を10月と申しておりました気がしますが、
予定が変更になったことを告知するのを忘れておりました。
只今東京のホテルに入れるための3メートルの大作に集中しておりまして、
京都の個展は来年にさせて頂きました。
楽しみにして頂いてた方がおられましたら、もう暫くお待ち願います。
いつもほんまにおおきにです。
それからフェルメールを観た私の感想は
勿論
「そんなアホな」
です。