タイトル 輪 空に舞う (りん くうにまう)
ある彫刻家の方から頂いた材木です。
このようなメールが来て嬉しくなりました。
薪として燃やす寸前の材木が大変身して素敵な美しく豪華な着物を纏いました。名作の誕生です。あなたのお陰で廃材に生命が宿りました。
嬉しいです。これからも楽しみにしています。
元々は拾った流木や材に截金を施したことが始まりです。
今は由緒ある銘木にも截金を施しますが、そのような銘木だけに截金をすることに拘っておりません。
自分の”みたて”で良いなと思うものがあれば、拾った木であろうが、銘木であろうが関係ないのです。
そのものの魅力が大切です。
真摯に、誠実に、そのものから感じる美しさを蘇らせ截金を施し、そこになにかを感じていただければと思います。
個展に来て下さっている方々、久々にまたお会いしたいですが、
次のステージに向けて少し奮闘中です。
作品は日々創っております。
小作品、連作、大作と創りためているところです。
少し皆様のことが懐かしくなってまいりましたが、
来年も変わらず制作に励んでおりますので、
何卒宜しくお願い申し上げます。
皆さまと笑顔で再会できますこと、
また作品を観て頂ける機会に巡りあえますこと
楽しみにして参ります。
2024年、健康で輝かしい年になりますように。
みまり