s-IMG_2548夏、二週間、初めて旦那様抜きで子供と三人
韓国のお父様お母様のお家で過ごし大変満喫して参りました。
そんな夏休みが終わりもうすっかり秋の気候が漂う今日この頃。
家の近くには野葡萄や仙人草が茂り日本の
美しさを再確認しております。
朝の空気がなんとも気持ち良い!

さて、9月4日と少し前なのですが、
日経MJという流通専門新聞に作品が記載されました。
最初記事をアップしたのですが、新聞記事をネット上で
写真添付するのは著作権で違法らしいです。
いつも応援して下さる方々に見て頂きたかったのですが
残念です。

このお話が来たのは二年半ほど前に遡るように思います。
オルゴールの音色の美しさ、感じるのはとても儚げ、なんだかこの疲れた世の中に
忘れさせられていたものを胸に熱く抱くものがあります。
その思いが大きく人々を動かし始めました。
”オルゴールを再び日本で復活させたい”。そのようなお話は何十億の
話が飛び交い、あまりに壮大なビジネスプランに当初
私ができることがないように思え、お話は来ないだろうと思っておりました。
しかし忘れた頃の三カ月ほど経ってから、是非安川さんに
オルゴールを創って頂こうと決定いたしましたとご連絡が来、
そこから試行錯誤、形を考え、材を考え、ネジをどうするか、
今までにはないオルゴール、世界に通じるオルゴール、世に誇るオルゴールを目指し
何回も何回もオルゴールチームの方々と会議をして、漸く完成したのが
去年。今回このように作品が大きく記載されたことは大変嬉しく思っております。

日本でオルゴールを復活させるという夢のあるこの美しい壮大なビジネスプランの、
ほんの小さなカケラでも一緒に携わることができたことは大変嬉しく思っています。

このお仕事をさせて頂くことがきっかけで、
クラシック音楽を沢山聴き、私の制作時間は常にクラシックが流れるようになりました。
山が近くに見えるここ美しい村で、クラシックを聴きながら制作が出来ることに
深く感謝し、今日も今から制作に入ります。

記事について、
宜しければ日経新聞にお問い合わせして頂き㋈4日の日経MJと聞いて下されば
頂けると思います。5面に記載されています。ごめんなさい。

オルゴール、もしお持ちでおられる方おられましたら
お一人で、静かな場所で、もう一度聴いてみてください。
それは本当に儚く美しい。