http://www.kiri-art.com/archives/1742
こちらに書いた時の板が

えんやこら、えんやこら

ここまでになってまいりした。

六月に企画された漆の展覧会、青山の織絵ギャラリーに向けて
必死で制作しております。こちらのギャラリーは国内国外問わず
パブリックアートを企画している会社だそうです。
昔青山で個展がしたくてギャラリー探しに巡り歩いた憧れの青山、
初めての青山のギャラリー依頼出品に向けてがんばりたいと思っています。
漆の展覧会だそうですが、企画のコンセプトは”日本を代表する伝統工芸”だそうで
近年日本の伝統工芸は注目されている。截金もその一つと言えるから是非参加して
下さいとお電話を頂きました。
大作にチャレンジして行こうと思っておりましたので、”個展”ではなく
少ない数でジックリ制作に挑戦できることは大変喜ばしく、
新たな舞台の挑戦に意気込んでおります。
作品は３品出さなくてはいけません。
３品は時間がないですので、なんとか２品は新作で挑みたいのですが本当に時間がないですな。
子供がある程度成長してきましたので、夕方５時から９時までは子供とご飯、お風呂に宿題やお勉強
寝る前に本読み聞かせで漸くママ一日業終わり、ふ～！。
添い寝をしなくて良くなった今となっては九時以降はママの時間。
明日の朝ご飯用意、夜ご飯下拵え、雑務色々、韓国語の勉強、（まだ大して義母と話せない・・・）
植物の勉強、習字に読書、など自分に必要なことを細々少しづつ進め、
家事は全て夜に終わらせ日中子供が出てから帰ってくるまでは必死で制作しております。
が全然制作時間が足りない。もっとずっと制作していたいと思いますが、
娘のピアノはある、スーパーは行かないとあかん、息子が習いたいという
スイミングはど偉いママの手がかかりますので諦めました。
吸収力満載のこの時期、子供の教育を取るか、
自分を取るか毎日が葛藤です。ここで葛藤せずに自分自分で行ければ簡単であり、
またカッコよく作家などサッと止めて子育てに専念する！なんてことが出来ればと思いますが。

出来ない～。

ほんま日本中の作家ママさん働くママさんどないしてはるんでしょう？

しかし忘れてはいけない３．１１。

有難い毎日に感謝しなくてはいけません。

家族が健康であり、家がある。屋根がある。

息吸うてるだけで丸儲け。

どうあがいても間に合いそうにないので
上の作品と並行して、２品目の下地塗りを上の作品を創りながら同時進行で進め始めました。
こちら上の作品より大きく、横幅１ｍ。大変え～お板です。
元はお寺さんの床板です。
間に合うでしょうか。間に合わないかもしれません・・・。
どうあがいても今生きてる時間でなんとか無駄を削れる時間は１時間くらい。
かーちゃんは、かーちゃんは必死だ。

実家の梅が満開で窓を全開にして、お花見弁当おやま～パジャマのままでっせの巻