作家とかーちゃんの両立、子供を産むと決断することから始まりました。
働く女性が悩む第一歩です。二人産むかも悩みました。
京都に帰って来なかったら、そのまま東京に住んでいたら絶対に
二人産むことはなかったと思います。
やっと一人目が楽になった三歳、
東京パレスホテルの三メートルの作品依頼が来ました。
二人目の妊娠を隠して依頼を受けて、息子が生まれて三カ月から制作が
始まりました。
制作と育児、本当に大変でした。

アルバムに残したそんな時代の写真です。
お座敷一面に来た３メートルの作品をしながらの一幕。

ほんっまに大変やったけど、
現在娘７歳、息子４歳。
シッカリ娘にダメっ子ボーイ。４歳にもなって二日連続で保育園でおもしらしやがる
ダメっ子ボーイだが、
それでも随分楽になりました。

子育てをしながら、生の人間を育てる中で今は子供を取るか、自分を取るか
まだまだ葛藤の中で生活しておりますが、それでもなんとか楽しく生きれるように
漸くなって参りました。時間がかかりました。
何せ私は不器用だから。

中学生の事件は本当に悲しいです。
自分も間違った育児をしているかもしれません。
それでもあんな風にならないように大人が、親が真剣に子供と向き合っていくしかないですね。
どうか天国に行った彼にみんなの愛が届きますように。
そんなことを書くつもりじゃなかったけれど・・・。

逝ってしまった彼のことを真剣に想ってあげたい。母という立場にいるから。