少し湾曲しているこれらの古木。古い桶がバラバラになった側面です。
こういうものを見つけては血が遡るくらい興奮します。
ほんまならゴミや。
そやけど、よう使ってもろた年期の入った風合いは
新しいものとは比べられない良さがあります。
人生や、人の年齢なんかも若いときにある良さと、
また若いときにはない老いた時の良さは、若さ以上に魅了されるものが
あるのと同じように思います。
作品になる前は、
綺麗に洗って、
サンダーをかけて、
お天道様の下で乾かして、
下地にお色を塗って差し上げ、
表面に水でのばした薄いノリをニジミ止めに塗ってから、
截金を施します。
これらの作品が続々できて来ております。
小さいけれど、大切に心を込めて作品になります。
ちょこっとお飾りしてもらうに良い作品やと思います。
楽しみにしてて下さい!
陶芸作家様の次は、紐職人さんに会いに行かねばなりません。
お紐が上手く作品と合うか、職人さんとお話してからでないと分かりません。
良いご縁が導かれますように。